特別料理

 今日は朝から妻の所にチベット語の家庭教師が来ていた。もう一人生徒さんがいて、3時間にわたってみっちりと授業をしてもらった。私は最初の2時間は自室で寝ていて、後半は同じ部屋にいた。もっとも、傍聴していたわけではなくて、私独自の仕事をしていた。

 今夜は焼肉を作る。牛のステーキ肉を焼いて、しょうゆ大さじ1杯、みりん小さじ2杯、砂糖小さじ1杯、コショウ少し、ニンニク少しでソースを作る。これだけの料理だが、うまく焼けば絶品だよ。それに、今日はブロッコリーの茹でたのとジャガイモの茹でたのをつける。さらに味噌汁をおまけでつけておく。絶品だね。

 明日は私の誕生日で、妻が誕生料理を作ってくれる。本当は焼肉にしてもよかったが、予定はそうではなくて、はじめから鯛の焼き物だった。というのは「誕生日」だから。子ども時代の誕生日は鶏の焼いたものだったのだが、大人になってからはそうでもなくなった。なにしろめずらしくなくなったものでね。やがて年をとると鯛の焼いたものになった。鯛は、いわばありふれた料理なんだろうけれど、わが家では比較的少ない。それで誕生日用にとっておくにはちょうどよい料理になった。いずれにせよ妻が作るそうなので、わたしはおよばれだ。まあ、それもいいでしょう。