カウンセラーの継続学習(3)

 昨日は朝から夕方まで6時間働いた。こんなにたくさん働いたのは、一昨年いらい久しぶりだ。もっとも私ひとりがエネルギーを使っていたわけではなくて、他の二人の講師もエネルギーを使っていた。他の二人はほぼ「常識的」な線でコメントをくださるので、私はできるだけ常識をはずしたところでコメントを入れていた。入門者の生徒さんたちには珍しくてよかったかも。あるいは、かえってわけがわからなくなったかもしれないが。

 今回の講座はカウンセラー養成講座を受けるための下準備だったので、「カウンセラー的常識」をある程度前提にしていた。「それってなんだ?」と言われると難しいのだけれど、フロイト派ともロジャーズ派とも違う、アドラー心理学独特の語り癖というものがある。それが身についてくると、カウンセリングの流れが自然にアドラー心理学風になる。もっとも、それで問題が解決するわけではない。問題解決のためには、「語り癖」に加えて「問題分析癖」がしっかり身についていないといけない。それには何年もの実習が要る。

 終わってから膳所駅の近くで焼き鳥をいただいた。外の店で焼き鳥をいただくなんて、何十年ぶりかもしれない。一昨日はイタリア料理をいただいた。連日ごちそうだ。今日からはすこし減食しないとね。