患者はそんなに暇ではない(2)

 今日はメロンは、存在はしたが、話題にならなかった。メロンは2つあって、ひとつは昨日食べたが、もうひとつはまだ置いてあるということだ。なぜ置いてあるかというと、手を出すには忙しすぎるからだ。なぜ忙しいかというと、今日は某大病院に検査に行く日だったからだ。朝の10時過ぎに出て、午後の4時に帰ってきた。その間ずっと医者の相手をしていたわけではないが、原理的にはそれ以外の仕事はできなかった。

 頭蓋骨の部分の癌検診をする。いちおう制覇して1年になる。もっとも完治したわけではないので、いつかきっと再発する。いつまで?と問われると、それはわからない。次回病院を訪問する秋には再発しているかもしれないし、10年後になってもまだ元気かもしれない。

 ま、そういうことは気にしないことにしている。「癌克服の食事療法」なんてものも考えていないし、「長生きを考える食事」もしていない。ようするに原始のままだ。だって、それ以外に方法がないんだもん。