香港

 香港で大事件が起こっている。インターネットのニュースで最初に「デモ」の画面を見て以来、どうなるものかと息を呑んでいた。いったん収束したかに見えたが、ふたたび炎上して、いまは200万人(!)の人が道に出ているとか。香港の人口が700万人だというから、巨大な動員力だ。いや、動員はしていないのかもしれない。自然に200万人の人が集まっているということなのか。とにかく成り行きを見届けよう。

 もっとも、最後まで成り行きを見ることができるのかどうか、すこし疑わしい。すなわち、中国共産党は「残虐な」方法で民衆を抑圧するかもしれない。そうなったらニュース放送がなくなってしまうかもしれない。いや、いまの規模では、共産党が動くことは難しいかな。とにかく様子を見るしかない。

 日本国内の動きはどうなんだろうね。わが家にはテレビもないしラジオもないし新聞も来ない。ニュースはインターネット経由のものだけだ。今回の事件に関しては、インターネットはかなり偏っているようで、ひょっとしたら「公平な」ニュースは届いていないのかもしれない。かといってどうしようもないので、楽観しながら見守るしかないんだろうか。